PenguinがWorkWorkする blog

ネット上で気になることや、android等について書くブログ

Re:ゼロから始める転職生活(株式会社リューノスを退職しました)

バイアスがかかった記事になったので、その辺は留意して読んでほしいです。


半年間と短い間に勤めていた掲題の会社をやめました。

あんただれ?

5年目突入したWebアプリエンジニア。
前半2年くらいはオンプレのインフラエンジニアしてその後、ダーマ神殿にいってRailsエンジニアに転職。
受託案件を担当しながら、更に転身してPHPを使ったソシャゲのAPI開発した後に、業務系システム開発している会社にjoin。
Railsエンジニアとして入ったのにAngularを使ってフロントエンド担当していたです。

なぜ、そこに入ったの?

主に教育向けとウェディング関連の会社で、BPS時代に一緒だったid:kikeda1104 (以下池田)さんに誘われて行ったのが経緯。
話はズレるが、フロントエンドが世の中的に盛り上がってる中で、自身のもつスキルセットにフロントエンドの知識と知見で弱かったので、流行りのSPA開発をさせて頂いたプロダクトでした。
教育関連の方にはかなり名が通っているらしい。

良かった所

豪華なパーティが定期的に無料で参加

全社会という名の支社と本社含めた盛大な飲み会が定期的にあった。
青山のオシャンティな会場とか、新宿の豪華な所で結婚式二次会で使われるような部屋を貸し切りの中いい感じの料理とお酒を社員はタダで食事できるなんて、オタク人生だけだったら一生入れないんじゃないか位素敵な機会でした。
場所はコレ↓
CONCEPT | クルーズクルーズ新宿

ただ、これにも一部問題を感じていたので後述で説明します・・・。

技術向上、イベント参加等に理解がある

Rubyカンファレンスとか、イベント時間が就業時間にかぶっていても申請したら業務に支障さえなければ通ります。
あと、本も業務に関係していれば購入できたし、面白かったのがamazonで注文したものが会社宛てに送れたりとか。

悪かった所

文化が営業面に統一されている(エンジニアの文化が無い)

これがやめた一番の原因です。
開発業務で利用するPCが選べずWindows固定であったこと。
入社前の面談ではビジネストークで、OS(Linux系,Unix系,Windows)はなんでもいけますと言ったが、Web系の開発するならLinux/Unixの方が断然都合が良いと思ってる。
困ったときにはgoogleで検索すれば知見はいくらでもあるし、Vagrant環境では遅い(会社ではHDD)、権限周りでコケる。(Windowsファイルシステム関連)
ありとあらゆるオーバーヘッドを抱えながら開発する必要って無いよねっていう意見です。

Windowsである理由が釈然としなくて、Officeソフト関連で客先資料や別部署との連携がしづらいと困るとのこと。(半年間一度もないですが)
使っても連携に対して知見が無い云々等、合理的な理由ではなく別部署(デザインチーム)は使っているのに所属部署ではダメだった。

挙句には、『提案書を出せ』『費用対比効果は?』と言われて、最終的に権限を持つ部長からは『PC変えてもいいけど、リーダーが選ぶからね』と半ば高圧的な感じで言われて流石に自分も諦め。
組織改革したいんじゃなくて、開発効率高めたいだけなんですけどね・・・。


辞める直前の環境ではWindows10のInsiderBuildでいち早くWindows 10 Anniversaryの内容を入れてBash on Windowsでやってた。

開発体制の不成立

エンジニア文化がないせいで、言語はみんな一緒であるが開発スタイルがバラバラ。
テストも書かない(ケースバイケースであるが)、Ruby規約は守るはずなのに、規約を守るためのツールが導入できない人が出てきて結果、体系化してないプロジェクトがある。
このあたりは、自身も未熟でうまく言葉にできないが少なくとも環境差異、または望まれてない環境で同じ品質と速度を求められるので人によってはかなり不利な状況である。

プロダクトの品質=個人のスキルの構図 で、なんのための組織作りでありチームなのかがよくわからなくなっている。

CTOが不在

経営陣にエンジニア経験した居ないおかげで今の状況を生む結果じゃないだろうか。
技術的理解の不足、偏った評価軸等問題点は尽きないですが少なくとも、経営の文化、エンジニアの文化、営業の文化はキッチリ分けるべきだと感じた。
一日の業務で8時間はPC作業していて、環境が悪いと工数にも影響することはわかりきっている。
組織改善は常に必要であるが、改善してほしいと思って声をあげると睨まれる組織はどうなの?とは思う。

無駄なMTGが多い

支社にいるエンジニアをあわせた定例MTGがあるが参加した時に、なぜ定例があるのかを聞いたら『コミュニケーションだから』と聞いて愕然とした・・・。
決めた曜日までに議題をあげて、必要であればMTG開けばいいと思うし、プロダクトのMTGは2時間超え等疑問を感じる。

キャリアップが見えない

どう見ても、優秀なエンジニア(私じゃないですよ?)がリーダーじゃなくて裁量のない普通のメンバーやっていて、営業系の人が上に立っているのを見るとエンジニアとしてキャリアアップが全然見えて来なかったので、辞めるきっかけにはなりました。

会社イベントはサビ残

全社会と言う名の飲み会で、ゲームまたは見せ物があるんですが、これには担当があり、担当者は準備が必要。
拒否権が無いので、業務命令だと思うのですが、業務中に進めてはいけない暗黙のルールだというらしい。
自分は上長に確認を取ってやって良いと言質を取ったのでやってました。
ただ、それを暗黙のルールだと言ってしまう辺りが黒い臭いが・・・。

意外とケチ

ティッシュとか会社で利用する消耗品はまさか自分で買うとは思ってなかった。
このあたりはどうでもいいんですけど(; ・`ω・´)

結論

他人にオススメできる会社かというとエンジニアの立場からしてオススメはできません。
半ば自分もブチ切れていてかなり対応が悪かったですがエンジニアは生きづらい会社でした。
あくまでエンジニアとしてjoinするには上記のことがあるだけで、別事業のことはノータッチなのでわかりません。

ただ、エンジニアを【投資】と見てアサインするのか、【労働】として雇ってるのかがすごくわかったので、良い経験になりました。

今後は?

今後は、もうちょっと裁量のあるレイヤーに上がってプロダクトを勧めていく人間としてどこかの会社にjoinしていきます。
リモート有り、副業ありの所を探していてもしかしたらお手伝いできるかもしれないので、単発のお仕事あったら振ってくださいな。
(何社かお声を頂いているのでまだ会社員です)


P.S.
ちょっと前にバズった記事。改めて照らし合わせるとNo多いな・・・。
派遣先を選ぶ際の「バカ避け」としての質問項目